ひとことね149(えにっき)

昨年、仕事を退職した母親。
掃除と断捨離に明け暮れる毎日なのですが。

実家に立ち寄った際、

 

 

こんな物が出てきたと。

 

うちの母は、世の中に『断捨離』という言葉が広まる前から断捨離の権化みたいな人でしたので。

『思い出の品』という部分に関しては、とっくの昔に諦めてたんです。

「押し入れからこんな物が!」と、懐かしい玩具が出てくるなんてことは絶対にありえない家。

なので私の収集癖や懐かしい物への執着は、絶対にその反動だと。

 

だからびっくりしたんですよね。
この『えにっき』には。
まさかこんな物が現存してるだなんて。

ちょっとだけワクワクしながら中を見てみますと、

 

 

やっぱり字と絵がド下手でした。

とは言え、私は物心ついた時から「自分は文字と絵が下手なんだ」と完全に自覚しておりましたし。

それをどうこうしようと思ったことも、一度もありませんでしたので。

別に驚くことも笑うこともしなかったんですけど。

 

それよりも、この『絵日記なのにチケットを貼る』というテクニカルなことをしているのが気になりまして。

「絵を描くことから逃げたのかな?」と。

でもまあ、かわいいなぁ。なんて思っていたところ。

 

母「あんたの字や絵が下手なのは分かってるんだけど。これ見て」

と、言いながらページをめくると。

 

 

 

 

絵、描いてねえよ。

小細工無しの真っ向放棄。
全然かわいくねえ。

 

母「あんた、なんで絵を描いてないの?」

 

私「いや知らんし」

 

母「しかもこれ以降ずっと描いてないから」

 

私「嘘でしょ??」

 

指摘の通り、この後は何一つ絵が描かれていませんでした。

 

私「なんなの?こいつ」

 

母「どういうつもりだったのかしら」

 

私「文章だけは毎日しっかり書いてるのが逆に気持ち悪い」

 

母「本当それ」

 

 

例えば、全然書かないとか。
書いてる日数が少ないとか。
文章も1〜2行で済ませてるとか。

そういう『宿題をやらない子』だったら、まだ説明がつくんです。

 

でも、そうでもない。

 

こいつはむしろ、日記の部分はめちゃくちゃ書いてるんです。

毎日しっかり書いてる。

 

しかも1ページをフルに使うのは当たり前。

それどころか、2ページ(2日分のスペース)に渡る超大作とかもちょこちょこあるくらい。

 

にも関わらず、絵は何一つ描いてない。

意味が全然わかりません。

 

こんなことを書くと「やっぱりこの頃から文章を書くのが好きだったんだね」みたいな話になりかねないのですが。

絶対に、それは無いです。
そんな綺麗なもんじゃない。

 

恐らく、

「絵日記をやらなきゃいけないけど、絵は描きたくない。でも”宿題をやらない選択肢”を取る勇気も無いから、せめて文章だけでも」

ということだと思います。

 

なぜなら、この思考は高校3年生まで続きましたから。

私は本当にダメなクソガキでしたけど、夏休みの宿題をやらなかったことは一度も無いのです。

ただその仕上がりは、とてつもなく低クオリティー。

「出しましたよ」という事実だけを得られれば、それでいいと思ってましたので。

 

そういえば高校一年生の地理の宿題。
白地図を白地図のまま提出したなんてこともありました。
それはもう、ただの返品です。

 

 

そしてこの絵日記。
実は1日だけ、絵を描いていた日があったのです。

それがこれ。

 

 

 

 

【今日はうちに友達を呼んで、ファミコンで遊びました。一番やりすぎたカセットは、ハイパーオリンピックとマリオブラザーズです。とっても楽しかった】

 

これは見た瞬間「お前ファミコンの絵を描きたかっただけだろ」って、すぐにピンときました。

やりたくないことはやらないくせに、やりたいことは辻褄が合わなくなっても絶対にやる。

これは今でもそうです。

 

そしてご覧の通り、これが最後のページ。
日付は8月15日。

2ページに及ぶ超大作のシワ寄せが、ここに現れてしまってます。

 

残りの16日間、こいつは一体どうしたのでしょうか。

 

次また実家に立ち寄った際『えにっき vol.2』が発掘されていることを願いましょう。

 

 

 

おつm(__)m

 

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