父親から「インフルエンザA型になった」との知らせを受けてからしばらく経って。
ちょっとした用があったので実家に行きました。
私「あれ?生きてる」
父「生きてるよー」
私「競馬は?買っておこうか?」
父「いや、それまでには治るから大丈夫」
私「ああそう」
父「復活は近いぜ!」
実家から競馬場まで結構遠くて。
自転車で20〜30分くらいはかかるんですよ。
『博打は現地でやってこそ』
みたいなモットーがあるので、余程のことが無い限りは自分で買いに行ってるんですね。
ていうか今ならいくらでもネットで買えるんですけど、それじゃつまらないから足を運ぶんだとか。
雨でも雪でも、自転車で行けなそうなら歩いてでも。
そんな父を見てて思うんですけど、やっぱり趣味や楽しみや生き甲斐がある人ってのは若いです。
声の張りとか姿勢とか動きとか好奇心とか会話とか。
その辺が全然違う。
これは妻にも言われますし、父を知る友人たちにも言われ続けて来ましたのでね。
身近にいる良いお手本なのです。
もちろん母も同様。
こっちはもっとすげえ。
そして競馬の日。
普段から配当がいいのとかを当てると、LINEで馬券の写真が送られて来るんですけど。
これがまあ、来るわ来るわの大フィーバー。
しかも万馬券まで取ってやがる。
インフルエンザ中に溜まったストレスを発散するかの如く当てまくってました。
大したもんです。
さすがに今は100円単位で遊んでますが、果たして全盛期はどのくらいの勝負をしていたのか。
考えるだけで怖い。

そんな父とは、幼少期にキャッチボールをした記憶など一つもありませんが。
その代わり競馬場やらパチンコ屋に連れて行かれてましたので。
むしろ今となっては、そっちの方が話のネタ的にありがたかったりするのです。
本当にロクでも無いですな。
でもまあ、元気で何よりです。
てか、なんでわざわざ前後編に分けたのか自分でもわからないんですけど。
なんだっけなー。
なんか言いたいことあったっけ??
まあいいや。
思い出したらまた書きます。