どうも。駄菓子愛好家ブロガー、こぼりたつやです。
駄菓子界最強、ビッグカツ!

ビッグカツ。
その圧倒的存在感は、駄菓子屋減少の一途をたどった現代においても未だ健在。
無機質なコンビニエンスストアのお菓子売り場に場所を変えてもなお、一人ただならぬ雰囲気を発し続けているのであります。
1987年の発売以来およそ30年もの間、駄菓子界の王座に君臨し続けている最強のチャンピオン。
そんなビッグカツを、我々は敬意を込めてこう呼ぶのです。
「駄菓子界のマイク・タイソン」
人々を魅了し続けるカリスマ性。
文句無しのボリューム。
圧倒的な破壊力。
まさに、最強。
駄菓子屋で食べるカツ
いや本当にね、あの頃を知る我々としてはですよ。
まさか駄菓子屋でカツが食べられるだなんて、これっぽっちも思ってなかったじゃないですか。
これは衝撃的でしたねー。
30円という価格は駄菓子界の中でも高級ランクに位置しているのですが。
決して値段に見劣りしない食べごたえ。
実は中身が魚のすり身だとか、そんな話はどうでもいいんです。
衣にソースかかかっていれば、それはもう立派なカツなんです。
これを片手に持って、豪快に食いちぎっている姿にはカッコ良さと男らしさしか感じませんね。
とにかく凄いビッグカツ
さらに大人になってからも。
一人暮らしで金がなくなった時なんか、よくお世話になりましたよ。
友人からの「ビッグカツはおかずになる」という情報を頼りに。
なんとなくレンジで温めて、そこに改めてソースをかけるんですけど。
最強のおかずでしたね。
温かい衣にソースをかければ、それはもう立派なメインディッシュです。
ほかほかの白米に、ソースを含んだ衣を下品に塗りたくって。
それで2杯〜3杯は食べてました。
まさにソウルフードです。
下品は正義。下品は美味しい。
四番 サード ビッグカツ
「あの頃の駄菓子で打線を組んでみた」なんて言ったら。
絶対的に「四番 サード ビッグカツ」じゃないですか。
不動の四番です。
シーズン110打点は間違いない。
そしてこのビッグカツを使ったアレンジレシピのようなものが、世のクッキングサイトにはわりと掲載されているのですが。
それはなんか、違うかなぁと。
卵でとじて「ビッグカツ丼!」なんてこれ見よがしに言われても「そうじゃねーだろ感」が凄い。
めんつゆ使って卵でとじたら。それは美味いに決まってるし、なんでも同じ。
それではビッグカツの個性が活きない。
何でもかんでも上質に昇華させればいいってものでもないのです。
温故知新。
ビッグカツはビッグカツ。
駄菓子にしてこのパフォーマンス
このありがたみをしっかりと噛み締めるべき。
食べ物に困らない事が当たり前。
偏食でも栄養は他で補える。
お菓子もスイーツも豊富で大満足。
そんな飽食の時代だからこそ。
いま一度「ビッグカツとはどういう物なのか」をしっかりと考えなければならないと、私は思うのです。
たかが駄菓子、されど駄菓子。
たかがビッグカツ、されどビッグカツ。
唯一無二の存在、それこそがビッグカツ。
大人たちよ、ビッグカツを味わえ!
今夜の食卓、たまには趣向を変えて「炊きたてごはんとビッグカツ」なんていかがですか?
30年前のあの日に置いて来た何かを、久し振りに思い出すかもしれませんよ??
てか、送料バカ高いですけど。
普通にコンビニで買えます。
それではでは。こぼりたつやでした。
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