【熱海旅日記 その13】チェックインこそ旅の醍醐味であり、最高潮の時。

「好きな言葉は、チェックイン」

 

友人の減少に歯止めが効かない状況の私ではありますが。
まあ一応「会わずとも仲良し」みたいな連れはいます。

親友という言葉を使わなければいけないのであれば、仕方なくそいつらを当てはめることになるとは思うのですけど(言い方)

 

そんな奴と、ことあるごとに『チェックインの凄さ』を語っていたんです。

 

「チェックイン、ワクワクするよな」

 

「チェックイン、凄いよな」

 

「旅行で一番楽しいのはチェックインだよな」

 

「おれ、好きな言葉チェックインかも」

 

高2の修学旅行の時からずっとこんな話してましたからね。
ふざけたセンスしてます。

楽しそうでしょ?

 

しかーし。
実はこれ、楽しくない。

私とその仲間たちは、基本的にはネガティブ思考。

ブログを読む限り『前向きでポジティブ全開!』みたいなキャラのこぼりさんではあるのですが。

 

実はそれは後付けされたもの。

先天的には、完全なるネガティブ思考なのです。

 

連れも同じ感覚。
それを何とかしようと試行錯誤した結果が今。

だから独特な思考やメンタル術を多数持っているわけですね。

麻雀などの博打を散々やって来たからなおさら。
精神面を鍛えないと勝てる勝負も勝てないので。

 

なのでチェックインの楽しさを語る裏側には、こんな思いがあります。

 

「でも逆に考えると・・・」

 

「チェックインが済んだら・・・」

 

「旅行は終わったようなもの・・・」

 

「明日の今頃、もう帰りの高速だぜ・・・」

 

「明後日の今頃、もう会社だぜ・・・」

 

「はぁ・・・」

 

「もうすでに楽しくねえ・・・」

 

しかもこれらの言葉を旅行初日から絶妙なタイミングで放り込んで他人を巻き込みます。

書いてて悲しくなってきました。

 

 

『あたみ石亭』

私でも聞いたことのある高級旅館。

 

 

ようやくここまで辿り着きましたよ。

サラリーマンを逃げるように辞め。

酔っ払いに罵詈雑言を浴びせられながらタクシーを運転して。

持ったこともない包丁で毎日指を切って。

やったこともない焼肉屋を始めて。

自販機の釣り銭口に手を突っ込みながら歩いていた私が、あたみ石亭に宿泊ですよ。

いくら妻が格安プランを見つけてくれたからといっても。

そこからさらにポイント等で割引きになったからといっても。

最終的には信じられないくらい破格のお値段になったからといっても。

 

感慨深くなるのは当然です。

 

というわけで、チェックイン。

 

 

チェックインが済んだということは。

 

旅行、終了!!

 

さようなら石亭。
ありがとう石亭。
いいチェックインだったぜ・・・

 

って、バカ!
終わってたまるか!

 

この日ばかりは「チェックインしてからが本番!」と、ウキウキ自室に案内してもらったのですが。

想像以上のおもてなしを受けることになるのです。

 

高級旅館、すげーわ。

 

 

見せてもらおうか、あたみ石亭の性能とやらを・・・

【熱海旅日記 その14】これが熱海の石亭か!やっぱり高級旅館ってすごい。