24歳で脱サラしてタクシー運転手になった話⑥ 猛烈便意!の巻

どうも。
元タクシー運転手ブロガー、こぼりたつやです。

 

好評タクシー編まとめてます!

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よかったらご覧ください。

 

今回は下品なお話だよ!

 

 

「タクシーの運転手って、トイレはどうしてるの?」

 

本当によくいただく質問です。

 

これはもう「行ける時に行っておく」の繰り返しでしか無いです。

「この場所に来たらあそこのトイレ」というパターンが営業エリア内に何ヶ所も出来上がっていますので。
その近くに来た時は “したい したくない” に関わらず行っておくことにしてました。

 

何事もゆとりを持って行動することが大切ですね!!

 

 

 

 

なんてねー。

 

これで話が終われればどんなに良いか。
そう上手くいかないんですよね。

さっきトイレ行ったはずなのに・・・!

みたいなことはたくさんあります。

 

たった5年間のタクシー生活でしたが。
そんな私でも「これはもう終わった!」という瞬間は何度もありました。

今思い出してもゾッとします。

 

というわけで、お食事中の方は速やかに避難してくださいね。

 

 

 

うんこの話をしますよー!(言うな)

 

 

舞台は夜の銀座。1本の無線を受けたところから物語は始まる

忘れもしない、夜の銀座ですよ。
当時の「料金3割増」になる23時。
ここから帰庫時間までの数時間でどれだけ稼げるかという勝負の時間帯。

にも関わらず。

 

 

ヤバいのが来た。

 

 

いきなり危険度メーターが80です。

10くらいから徐々に来てくれればいいのに、たまにある突発性ビッグウェーブ。

初動80は、さすがに厳しい。
(なにその数字)

 

 

くっ・・・こんな時に限って!!!

 

 

仕方ない。

ここは一度離脱して、改めて出直しだ。
すっきりと捻り出してこよう。

と、思った瞬間。

 

 

「ピッ!ピッ!ピッ!」

鳴る無線。

 

要は「ほら、お前に仕事やるから。さっさと迎車メーターにしてお客さん迎えに行けよ!」ってこと。

これでボタン一つ押してナビに従って行けば、お店からお客さんが出て来てくれるという仕組みです。

 

夜の銀座で無線客狙い。

 

これが私の仕事のやり方でしたので。
本来ならば「待ってましたー!」という案件。

 

でも今は状況が状況です。

とてもじゃないけど、悠長にお客さんをお迎えに行ける状況ではない。

 

やむを得ない場合はボタンを押さなくてもいい。

そのまま押さずに鳴り止むのを待っていれば、また違う車の無線が鳴るというシステム。よく出来てます。

 

 

というわけで。

この無線は一旦スルーして、便意の方を処理しなければならないわけですな。

 

 

 

分かってはいたんです。

 

分かってはいたんですよ。

 

 

でもね、体に染み付いた習性というのはそう簡単には制御出来ません。

まさに制御不能。
ロスインゴベルナブレス。

 

それまで肛門括約筋に集中していた全神経が、無線音を聞いた瞬間に左手へと移動していったのです。

 

 

 

ポチ。

 

 

 

「うわあああああーーー!!!」
「押しちまったーーーー!!!」

 

 

なにやってんだ!

バカ、バカ!俺のバカ!

 

どうする?
すぐに無線センターに電話して事情を説明すれば、取り消すことは出来る。

 

どうする!?

 

 

よし、、、、

 

 

勝負だ。

 

 

多分、、、大丈夫な気がする。

 

 

待ち人来ず!!待ちに待った挙句、告げられた行き先は・・・?

なんとか我慢しながら、指定された場所に到着。

するとお客さん、、、

 

時間になっても現れず!!

 

 

それどころか全っ然来ねえ!!!

 

 

来るのは雪だるま式に増幅しまくっているであろう便意のみ。

ばい菌のキャラみたいなやつが茶色い球を転がして、でけえクソだるまを作ってるイメージ。

 

 

指定の時間になったらメーターを入れるので。
待ち人来ずの状態でも料金はガンガン上がる。

 

「美味しいじゃん」

 

そうなんだけど、、、今じゃない。

 

あと本当に嬉しいのは。

待ってる間の料金よりも「タクシーチケット確定」という状況。

 

それだけ待たせてもいいってことは、接待で貰ったチケット客ってことでしょうからね。
しかも接待を受けるような偉い人は遠くに住んでることが多い。

 

普段の私にとっては超朗報。
ウキウキで横を通る同業者にダブルピースでも決めているところだが。

この時の私はタクシー運転手ではなく、ただひたすらにクソだるまをガマンしている男ですから。

 

チケットだろうが長距離だろうがなんでもいい。
とにかく早く来て近くで降りていただきたい。

とか、そんな思いを馳せながら震えていたら。
ようやく登場お客さん。

「これでいいですか?」と、黄色いチケットを手渡される。

 

やっぱりチケットだ、、、

 

頼む!
近距離で!

 

遠距離よりも近距離!
お金よりも便器!!

 

「はい!承りました!」

 

「じゃあ、とりあえず幸浦まで行ってくれる?」

 

 

さ、、、、さちうら??

ここで来るか・・・

 

 

説明しますね。

幸浦ってのは、神奈川県。
横浜でも遠い部類の横浜。

料金的に言えば、銀座から2万円超え確定(当時)
しかも湾岸線という、道が広くて綺麗で大回りな高速道路を使うルート。

要するに「遠距離の超美味しい仕事」

そんな麗しき幸浦が、この時ばかりは憎く感じましたね。どれだけ少なく見積もっても約1時間。

 

 

終わった。。。

 

 

「幸浦ですね、、、かしこまりました、、、」

震え声を絞り出し、首都高に乗る。

 

 

便意を抱えながらの湾岸線!それでも光り輝く横浜ベイブリッジ

 

「頼む!頼む!もってくれー!」

 

幸運だったのが湾岸線だったこと。
これが首都高1号線だったら危なかった。
道路が古く、でこぼこしてるから刺激刺激のオンパレードだったはず。

それだとさすがに我慢ならず。

ばい菌くんがせっせとこしらえた巨大クソだるまが、ゴロリと転がり落ちるという最悪のバッドエンドが目に見える。

 

それに比べて湾岸線は走りやすい。

交通量も少なく道も綺麗。
いわゆる”飛ばせる”道。

 

そしてもう一つ幸運だったこと。

お客さんが寝てくれた。正直この時の私はもう喋れる状況に無かったのでね。

そんな状態の私が出せるのは、小粋な営業トークどころか。腹で絶賛製造中のクソだるまのみ。

 

てか、可能なら口からクソだるまを出したい。

 

一瞬だけ窓を開けて放出すれば、あとはフリスクを箱ごと食えばなんとかなる。

ただ残念ながら、クソだるま放出の相場はお尻からと決まっている。もうちょい選択肢を広げておいてくれても良さそうなのに。

 

横浜ベイブリッジから放たれる美しい光は、そんな私すらをも平等に包み込む。

 

 

途中、何度もPAに寄ろうと試みて。

「すいません、、、すいません」

と声をかけてみたけど、全然起きやしねえ。

 

 

さすがに無断で降りて行くのも気がひけるので、

「もうちょい我慢!もうちょい我慢!がんばれ!がんばれ!肛門!フレー!フレー!門番!」

と自分を鼓舞しながら運転に集中してました。

冷や汗って本当に出るんですね。

 

 

そして無事に幸浦インターに到着。
それと同時にお客さんも「ん・・・?着いた?」なんて感じでアッサリ起きてくれました。

 

なんでさっき起きねえんだよ。

 

依然として危険度99の状況が続く私。
写真判定で見たらハナ差で出てるんじゃないかと思うくらいヤバい。

 

しかーし!
ここに来てもう一つ幸運!

お客さんの家がインター降りてからが近かった!
これが大きい!
遠かったらアウトだったかも!
そしてその道中でしっかりコンビニも確認!

 

 

なんとかお客さんを降ろして一安心。

これで「お客様実車中に脱糞」という史上最悪の事態は免れました。

あとは、ロスタイムさえ凌げれば。

 

ついにロスタイム突入!最後の猛攻を凌いでゴールを死守せよ!

 

狙いをつけてたコンビニに到着し。
見るも無残な歩き方でゆっくりゆっくり歩いて向かいます。

 

「トイレが見えた瞬間に便意増しがち」

という”あるある”も十分に警戒しながら、ひょこひょこトイレへと歩みを進め。

 

 

 

 

まさかの赤。

 

 

 

 

 

痛恨の施錠っ!!!

 

 

 

 

 

 

終わった。。。

 

 

 

 

あー、、、

もう慌てることもなく、その場に立ち尽くすのみ。

そしてなぜか、軽く笑ってます。

動きたくても動けない。

 

 

てか、途中からタクシー話でもなんでも無くなってましたね。ただのクソだるま話。

なのでこのくらいにしておきます(手遅れ)

 

え??
続き???

続きは、、、そうですねぇ。

 

結果的に言えば、大甘なジャッジでアウト寄りのセーフって感じですかね。

 

なんとかこのトイレで済ませたけれど。
その店でパンツを買って、なぜかもう一度トイレに戻ったよ。

という感じです。
(アウト寄りのアウトだよそれ)

 

そんなわけで、皆さんも後先考えない無茶な仕事は控えましょうね!

 

次回はちょっと真面目な話→24歳で脱サラしてタクシー運転手になった話⑦ Uber??の巻

 

それではでは、こぼりたつやでした。

 

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