タクシー話

24歳で脱サラしてタクシー運転手になった話⑦ Uber??の巻

どうも。
元タクシー運転手ブロガー、こぼりたつやです。

 

前回はタクシー運転手のトイレ事情。
というか。

「私がうんこをガマンした話」→24歳で脱サラしてタクシー運転手になった話⑥ 猛烈便意!の巻

をお届けしてしまったため、今回はちょい真面目なテーマでいきますね。

 

その辺にいる一般車がタクシー代わりになるという便利システム

「Uber」ってご存知です??
ウーバーって読むんですけど。

 

すっごく簡単に言いますと。
「もし近くに私がいたら、私の車で目的地まで送っていくよ!」
というシステムです。

 

専用アプリで配車依頼をしたら、たまたま近くにいた私がマイカーで迎えに行くって事ですな。

もちろん、うんこを物凄くガマンしながらお迎えに行きます。

 

ちゃんと説明。

Uberってのは、タクシー会社に在籍していない人(要は普通の人と車)がドライバー登録をして。

【利用者はアプリを通じて配車依頼→近くにいる登録車が迎車】

迎えに来たその車をタクシー代わりに使えるという超便利なシステムでございます。

さらにはスマホアプリとクレジットカードがガッチリ登録・管理されますので。現在地もルートも支払いも安全面も全て安心。

 

要は「合法的な白タク」

 

日本では馴染みがないけど、もう海外では当たり前のように「Uber」が使われているんですって。

どう考えても便利ですもんね。

 

Uber、超便利そうでも導入されないのには理由があるのです

 

では問題。

「なぜ日本では馴染みが無いのでしょうか?」

 

はい。

簡単ですね。

 

答えはもちろん、

「Uber反対ー!俺たちの食いぶちが減るー!そんなもん導入するなー!」

って、タクシー業界が騒いでるってことですな。

 

まあ分かります。
今の私の店(激小焼肉屋)の両隣に、大手焼肉食べ放題チェーンが出来るようなものです。脅威でしか無い。

 

でもねー。

 

やっぱりダサいですよね。
日本人特有の「ムラ社会」なんて書かれ方もされてますけど、とにかくダサい。

 

その導入云々への意見は、、、もう散々ビジネスに詳しい人が色々喋ってるんで。気になる人はホリエモンさんとかニュースピックスでも追って下さい。

 

私が言いたいのは「堂々と反対出来るほど、しっかりとした仕事してんの?」って事。

言葉を選ばないなら。

「まだまだロクでもない運転手がたくさんいるってのに、利用者側の利便性だけを排除してんじゃねえ!」です。

 

Uberを反対出来るほどの仕事してる運転手さん、どれだけいるの?

タクシーを利用する側の人たちには、背広組の姿なんか見えません。
我々が見えるのは運転手さんのみ。

そしてその運転手に気疲れしてる人がどれだけいるか。もう平成30年ですよ。

 

愛想が悪い、機嫌悪そう、返事が無い、臭い、求めてないのに喋ってくる、運転が荒い、etc…

お釣りのことまで客側が気を使う商売なんか他にあるか!?って話ですよ。

 

難しい仕事だというのは百も承知です。
経験談です。本当に大変。
悲しいくらい気持ちも分かります。

でも残念ながら、それを差し引いても酷い人は多いです。まだまだまだまだ。多すぎます。

都内の私ですらそうですから、地方なんてさらにでしょう。現に私のもとにも多くの声が寄せられました(多くの声→タクシー運転手への不満)

 

「タクシーに乗るのが怖い」「タクシーに乗りたいからわざと手前の駅で降りる」などという意見すら聞きました。

 

私のいた会社は大手と言える会社で。
品質にもうるさかったです。
同期の人たちもみんな良い仕事してた。
そこまで酷い運転手さんもいなかったはず。

それでも、、、、やっぱりまだまだ。

私がやめて10年。
「タクシー運転手、イメージ変わったよねー!」的な話はまるで聞きません。

 

その状態でUberを反対してるってのは単純にカッコ悪い。利用者側のことを何も考えてくれてないって思われて当然です。

 

当たり前の接客ですら褒められるのに、それすらも出来ないとかなんなの?

むかしむかし。
私はお客さんによく褒められてました。

 

接客バイトを経験していたとはいえ。タクシー運転手なりたての25歳のあんちゃんが、

「運転手さんの接客素晴らしい!感動したよ!」

って、お客さんに褒められるんですよ?

しかもタクシーに乗り慣れてる人から頻繁に。

少なからず自信はありましたけど、それでもごく普通の接客です。

そりゃもちろん、褒められて嬉しくないと言えば嘘になりますけど。

「この程度の接客で!?」という気持ちもありました。

むしろこっちの方が大きい。

なんか情けないなーって思ってました。

 

 

 

前述の例え。

「私の焼肉屋の両隣に、焼肉食べ放題が出来るようなもの」

実際は隣でも食べ放題でもありませんが、本当に似たような状況になりました。

すぐ近くに2店、焼肉店が出来たのです。
この2〜3年で急激にです。狭い範囲で。

しかも、どちらもうちの店より建物は綺麗だしメニューも豊富。

それでいて場所も恵まれてる。

 

でも、、、

 

多分大丈夫だろうなって自信はあったんです。

「他には負けないぜ!」とかそういうのではなく、うちにはうちの良さがあるというか。

味にも接客にも自信がありましたから。
これで残れないようなら仕方ない。

 

だからそれ考えると。。。

頑なにUberを拒み続けるタクシー業界は、自分とこの品質に自信が持てていないんだろうなぁって。

このままUber導入を許したら、世間はどっちを支持するのかってのが分かってるんでしょうね。

まあ、誰でも分かるか。

 

Uberはユーザーがアプリを通じて評価して、それがデータとなって共有出来ますからね。

ハズレのタクシー運転手に当たったときのように泣き寝入りすることもない。

それどころか評価が目に見えるから悪徳運転手は自ずと淘汰される。

良いシステムです。

 

 

タクシーは高年齢化の人不足。さらには自動運転への道まっしぐらという業界事情。

 

それだったら。

 

独自のローカルシステムを作ってまでUber排除に躍起になっているよりも。

「Uber何するものぞ!」と言える品質向上のために時間とお金をかけて、共存の道を選んだ方がいいんじゃないかな。

 

Uberには無いタクシーの良さを磨く。

その結果、職を失う運転手はただの自業自得だし。育成できなかった会社も自業自得。

 

きちんとしたタクシー運転手さんは、Uberが参入して来ようが絶対に重宝されるはずですしね。

そしてそれが「タクシー運転手という職業の社会的地位向上」に繋がる。

それなら少なくとも私は、知らない人のUberよりも高品質タクシーに乗りたい。

 

Uber導入により、私が再びお客さんを乗せて運転する日が来るのか?

というわけで、そんなUberを拒み続けた日本のタクシー業界ですが。

 

いよいよ。なのかな?

ソフトバンクがUberの筆頭株主になりました。

孫さんです。

しかも株主が変わっただけでなく、Uberの経営側も「日本のタクシーと共存しよう」という考えになっております。

 

さてさて。
どうなりますかね??

目前に迫ったラグビーW杯と東京五輪。
急速にUber導入の動きは加速する、かも?

 

ってことは。

私がドライバー登録をすれば。
私の運転する車で目的地に行けるというわけ。
最高の品質と最強の便意を持って、皆様をお迎えに行きたいと思います

ご予約お待ちしております。

 

車、持ってないけどね。

 

なんか真面目な回になってしまったので、次はエロいやついきまーす!

24歳で脱サラしてタクシー運転手になった話⑧ 車内撮影会!?の巻

是非ご覧ください!

 

それではでは、こぼりたつやでした。