タクシー話

24歳で脱サラしてタクシー運転手になった話② 採用試験に挑む!の巻

どうも。
元タクシー運転手ブロガー、こぼりたつやです。

2回目のタクシー編ですね。

前回をご覧になられていないかたは→24歳で脱サラしてタクシー運転手になった話① 会社をやめたい!の巻

 

では2回目、いってみよー。

 

採用情報を見る

今のようにスマホも無い2003年の4月。

飛ぶ鳥を落とす勢いだった『ジャパネットたかた』で購入した、自宅のデスクトップパソコンでタクシー会社の採用情報を見ていました。

 

この時はもうすでにタクシー運転手になる事を決めてましたので。

「あー、早く一人で働きたいなぁ」

なんて感じで超ワクワク。

 

そのホームページには「1日の業務の流れ」みたいな感じのが書いてあったんですね。

 

こんなやつ。

 

 

〜〜乗務員の1日を覗いてみよう!〜〜

【7:30 出勤〜点呼〜出庫】
安全運転で行ってきます!!

【10:30 オフィス街でお仕事】
午前中のビジネスマンたちは忙しい!
なので私たちタクシーも忙しいのです^ ^

【12:30 行った先で昼食】
気になっていたラーメン屋さんの近くまでお客様をお乗せしたので寄ってみました!

【15:00 お台場で小休止】
お客さんを探しながらお台場で休憩!
潮風が気持ち良い〜!

【17:30 夜に向けて忙しくなるぞ!】
仕事を終えた人たちが続々と。飲みに行く人、帰る人。とにかくいっぱい乗せましょう!

【22:00 この時間からが勝負です!】
飲み会終わり、接待後のお客様で忙しくなります!長距離客を望めるのもこの時間から!

【03:00 帰庫〜洗車】
無事故で帰りました!
頑張ってくれた車を綺麗に洗います^ ^

【04:30 売り上げ計算〜業務終了〜帰宅】
この日の売り上げはどうでした??
今日も1日お疲れ様でした!

 

 

これを見た私。

 

 

「うわあー!!!めちゃくちゃ楽しそう!!!これはすぐに応募だ!」と。

 

これぞ採用係の思うツボ。
本当に胸をときめかせて応募しました。

 

と、これがまたね。
後に実際働くようになって。

「ちくしょう!なんだったんだよ、あのホームページ!まんまと騙された!」

というよくあるパターン。

 

ではなく。
意外とそのまんまの流れというね。
楽しそうでしょ?

 

実際、楽しかったです。

 

 

誰にも相談せず即応募!即試験!

心をときめかせながら応募して。
一週間後くらいに試験を受けたのかな?

先輩に「ばあちゃんを病院に連れて行かなきゃならないので、半休もらえますか?」って。

そしたら「お前は最近疲れ気味だから、2〜3日休んでいいぞ」なんて言われてね。

 

「あー、俺がぶっ壊れて来てるのが分かってるのかなぁ?」なんて思った記憶があります。

まあ、分かりますわな。

 

 

私が受けたのは大手タクシー会社だったため。
都心部にあるビルにて採用試験。

「なにこのビル!?でけえ!!」

近所でよく見る「一軒家に毛が生えたくらいのタクシー会社」をイメージしていたため、ぶったまげました。

 

まあこの時は大手タクシー会社とか、中小タクシー会社とか。

そんなことは何も分かってなかったのでね。

本当に何も調べず、一番最初に見たサイトに応募しただけでしたから。

 

結果的には大手のタクシー会社でした。

 

 

衝撃の面接試験

試験は面接でした。

もちろん24歳なんて奴は一人もいません。

数人での集団面接でしたが、30代もいなかったんじゃないかな。

 

「なにこれ!おっさんばっか!!」

 

って思いましたからね。当たり前です。

 

面接は、比較的事務的な質問ばかりでした。
「志望動機」とか、そんなのは無かったです。
(今はどうか知りません)

 

年齢についても何も言われず。
今の会社を辞める理由も聞かれず。
詮索めいた質問は一つもありません。

これはありがたいことなんでしょうけど、当時の私としては肩透かしをくらった感じでした。

 

「若いねー!嬉しいよ!是非来てくれたまえ!」

 

みたいな言葉をもらえるだろうって、勝手に思ってましたからね。

 

非常に淡々とした面接でしたから。
私も淡々と答えてました。
そんな中、印象的な質問が一つ。

 

 

 

 

「えー、刺青はありますか??」

 

 

 

 

刺青!?

 

入れ墨!?

 

いれずみ!?

 

刺青ってアレか?
もんもん のことか??
漢字で書くと紋紋。

 

 

なんで?

どうして分かった?

 

実は19歳の春、有名な彫り師の方に背中一面・・・

 

なんてわけもなく。

 

「え!?入れ墨?いや、、無いです」

 

と無難に答えまして。
面接官の人も「はい」と。

 

 

この時に、ほんの少しだけ。

 

 

「あれ?俺ってもしかしたら。とんでもない世界に入ろうとしてるのかな?」

 

 

なんて思いましたね。
本当に一瞬ですけど。

 

 

採用決定!ついに人生が動き出す!

 

その後は、軽い体操をしました。

 

スーツの上着とワイシャツを脱いで。

肌着一枚になって腕を回したり、その場でピョンピョン跳ねてみたり。

面接官の言うがままに動いてました。

この時は「そうかー。やっぱりカラダが資本だからな。基礎運動が問題なく行えるかどうかを見てるんだ」なんて思ってましたが。

 

今これ書いてて思うのが。

 

「単なる刺青チェックじゃね??」と。

 

私がいた会社は大手タクシー会社でしたから。
“そういう人”は採用しないようにしてたんでしょう、きっと。

たくさん流れて来た業界ですしね。
(あくまでも当時の話)

 

そんな採用試験。

もちろんなんの問題もなく、数日後には採用のお電話を頂きました。

嬉しかったですね。

「これで人生変えられる!!」って、本気で思いました。

 

「1年しかサラリーマンやってないやつが、何を言ってやがる」って話ですけど。

でも、実際にこれが私の人生の転機だったわけで。

今こうして誰もいない暇な店でブログを書いているのも、この選択の延長線上。

良かったのか悪かったのか。

 

 

というわけで、2003年7月初旬。

いよいよ、タクシー運転手としての人生がスタートするわけですな。

 

この時、24歳9ヶ月。

周りの同年代とはちょっと違う。

いや!

大きく違うであろう人生を突き進んでいく事になるのであります。

 

それではまた次回。

次回→24歳で脱サラしてタクシー運転手になった話③ 入社式に出るぞ!の巻

こちらでお会いしましょう

それではでは、こぼりたつやでした。

 

 

注意!!
文中は全て2003年の色褪せた記憶であり、現在の状況は知らずに書いてます。あくまでもただの思い出話ですので、あしからず。