話のネタ

「たつや、バリウムを飲む」の巻

どうも。
こぼりたつやです。

 

40歳になったということで、市の検診が受けられるわけでございます。

誕生日と共に検便を提出した大腸がん検診に続く第2弾。

 

胃がん検診。

 

これに挑みます。

 

 

もうね、、、

怖くて仕方ない。

 

何しろあたくし、これが初めてのバリウム。

幼少の頃から父親に「バリウムは本当にマズいぞ」というのを、事あるごとに言われてましたので。

いよいよこの日が来たか、と。

 

ちなみに、私が父から教わったことといえば。

・挨拶を必ずしろ
・麻雀の打ち方
・競馬新聞の読み方
・人は殺すな
・バリウムはマズい

この5つ。

 

いい父親でした。

 

 

まだ生きてますけど。

 

さて、戦いは前日から始まりました。

『22時以降、水以外は口にしてはいけない』

このルール。

 

出たー!!

このルール出たー!!

よく聞くやつ!

 

もしこのルールが人だったら、

「あの、、、22時以降食べちゃいけないルールさんですよね?」

って街で声かけるくらい有名なやつ。

 

いざ自分の身に降りかかるとなると。
なかなか鬱陶しいものですな。

まだお客さんがいるというのに、隠れてセブンの冷凍ミートソースをウシウシ食べて。

帰ってからは21:59まで揚げおかきとアイスクリームをモフモフ食べました。

オフサイドラインギリギリの攻防。
これぞエースストライカー。

 

さて翌朝。

 

車を取りに行った際、捻挫しました。

 

普段から歩いてるはずの道ですが、突然段差みたいなのが出来てましてね。

おいおい、こんなのいつ出来たんだよ?今日からか?流行りに乗って『今日から段差!!』みたいなことか?

でもまあ、程度としては軽いものだったので。
別段痛がることもなく、車に乗りました。

 

たまにあるじゃないですか。

足首が内側にブリン!って曲がるやつ。
あれです。

大した話じゃないのです。

 

 

妻も一緒に受診するので2人で向かいます。
運転は私、こぼりたつやが担当。
どうぞよろしく。

元タクシー運転手のドライビングテクニックが、制限速度内で唸りを上げます。

 

「てか、、、どこ行くの?」

 

「え?保健センターでしょ?」

 

「違うよ。保健センターじゃなくて、医療センターだよ」

 

「医療、、、センター??」

 

元タクシー運転手のお茶目なところが炸裂しました。

検便を提出したところが保健センターだったので、ついつい。

 

現役時もこういう間違いは何度となくやったものですけど。
車内の雰囲気とか地獄みたいになりますからね。
思い出すだけで泣きそうになる。

 

「てかさあ、名前似過ぎだよね」

 

「何が?」

 

「保健センターと医療センターって」

 

「そう?」

 

「センターとか、まるで同じじゃん」

 

 

 

 

受付で、あらかじめ記入していた問診票と受診料500円を提出しました。

500円で受けられるんですもんねー。
ありがたいっすよ。

ホッとするね、緑の府中。

 

てかこれ考えを変えてみたら。

『500円払ってバリウムを飲みに来た』

って事にもなりますよね。

 

えー、生ビールと同じじゃん!

それは許せねえ!

ガッデム!ふざけんなよコラ!エー!

と、蝶野みたいに怒りをまくし立てながら地下に移動しました。

 

その途中のテレビで、大谷翔平新人王受賞の報。

そうだよねー。
数字では計り知れないインパクト残したもん。
もう大好き。

 

昨年の東京ドーム、福岡ソフトバンクホークスVS北海道日本ハムファイターズ。

これを見に行ったんですけどね。

試合そのものよりも、打撃練習ですよ。
大谷の打撃練習が本当に凄かった。

わりと打撃練習とか、真剣に見ちゃうタイプの野球ファンなんですけど。

あんなの初めてでしたね。

よく『ピンポン球みたいに飛ばす』なんて表現をしますけど、足りないっす。

あのねー。

マシュマロかなー?

マシュマロくらいポコポコポコポコ飛ばしてましたよ本当に。度肝抜かれました。

 

 

マシュマロの例え、ピンと来ねえなあ。

 

やっぱピンポン球でいいっす。
マシュマロ打っても飛ばないでしょそんなに。
よく出来た例えですね。
先人たちは偉大です。

 

 

 

「あの、、、初めてなんです」

検査の前に行われる問診で、バリウム経験がまだないことを告白しました。

「あら、そう。でも大丈夫。心配しないでね。昔と比べて飲む量も減ったし、味も飲みやすくなってるから」

人生の大先輩といえる熟年の女医さんって感じの方だったのですが。

とても勇気付けてくれました。
やっぱり初めては年上に限ります。

 

さらには、

なぜバリウムを飲むのか。
バリウムを飲む前に飲む発泡剤とはなんなのか。

この辺りの長年の疑問を一気に解決してくれましたね。いやー、そういうことか。

 

 

いよいよです。

検査着に着替えて、待ちます。

メガネも外してしまったので、視力0.04の世界で一人佇みます。

なんも見えねえ。

 

昨晩のTwitter仲間からの情報をおさらい。

 

・バリウムは気持ち悪い
・本当にヤバいのは発泡剤
・ゲップしたら振り出しに戻る
・ゲップ→やり直しで3回ループした経験あり
・そもそもムリゲー
・検査後も下剤飲んで大変

 

あー、聞くんじゃなかった。

 

これを聞いて、何度も何度も脳内シミュレーションをやってみたのですが。

どうやってもバッドエンドなんですよね。

 

・ゲップを我慢出来ず無限ループで閉院のお時間

・バリウムのマズさに驚いて看護師さんに毒霧

・バリウムのマズさに堪えきれず検査中に吐く

・イライラした看護師さんに引っ叩かれる

・バリウムを飲んでる途中にゲップが出そうになって、それを無理やり堪えたら爆発して耳から出る

 

どれも大惨事です。

 

 

 

「9番の方どうぞー」

 

「はい」

 

「確認のためお名前をフルネームでお願いします」

 

「小栗旬です」

 

「それではまず、こちら。発泡剤を舌の上に乗せて、それを水で流し込んで下さい」

 

ゴクリ。

 

来るか?

ゲップ来るか??

まだか?もうちょいしてからか??

 

続いてはバリウム。

思ったより少ない。

 

あー、いよいよこの時が来たんだなぁ。

「バリウムは本当にマズいぞ」

と、父から事あるごとに聞かされていた幼少時代。

あれから30年。

 

ついに、バリウムを飲みます!

 

いざ!!!

 

 

ゴクリ・・・

 

 

ゴクリ・・・

 

 

 

 

おいちい。

 

ヨーグルトみたいだね。
これならもう一杯飲めそう。

 

 

って、なんなんだよこれ!

抵抗なく一気飲み出来たし、なんなら美味しかったくらい!

 

もっとこう、アクシデントというか。

ゲップを我慢出来ないところから始まって、バリウムを吹き上げたり頭からかぶったり機材を破壊したり。

最終的には病院全体を巻き込んで、Mr.ビーンばりのドタバタ劇を巻き起こしてブログのネタにするつもりだったのに。

滞りなく飲み終わりました。

 

よく考えてみたら。

あたくし、アルコールハラスメントのど真ん中を歩んで来た人生でしたので。

安い日本酒、安い焼酎ダイレクト、瓶ビール連続3本、生卵、タバスコなどなど。

この辺の一気飲みに比べたら痛くも痒くも無かったわけですな。

やっぱり経験って大事ね。
でも真似しちゃダメよ。

 

 

いざ検査室に入ると、女医さんがいました。
白衣が似合う女性です。

この時の私、視力が0.04なのでぼんやりでしたが。

 

間違いありません。

 

 

 

ガッキーでした。

 

 

「おお、ガッキーじゃん」

 

ちょうど先日ポッキーの日ということで。
あの伝説のCMを見たばかり。

その時の撮影裏話とかも聞きたかったのですが、あまり喋るとゲップが出そうなのでおとなしく検査台に乗りました。

 

バリウムにばかり気を取られていましたが、この検査台が思ったより面倒くさかったです。

 

「右に3回まわってくださーい」

「今度は左に1回まわってくださーい」

「うつ伏せでーす」

「こちらを向いて横になってくださーい」

 

フライパンで炒められてるウインナーみたいにコロコロ転がされてました。

 

これを指示してくれてるのが新垣結衣だからこそ、まだ耐えられていたものの。

普通の男の人だったら心が折れてます。

 

あと、足が痛え。

 

お忘れでしょうか。

この日の朝、私は捻挫をしております。

転がる度に痛い痛い。

 

 

もう飽きたよー。
回るの飽きたよー。

というところで、お疲れ様でした。

 

 

ふう。。。

やりきった。。。

 

そんなこんながありまして。
バリウム初体験は無事に終了。

良かったような、拍子抜けしたような。

 

検査結果は約1ヶ月後。

異常ありませんように。

 

あと足首。

なんか地味に痛いんですけど。

異常ありませんように。

 

めでたしめでたし。