コミュニケーション・接客

誰でも簡単!明日からできる部下や後輩の『褒め方』4つのポイント

誰が言ったか知りませんが、この世には2つの言葉がございます。

・褒めて伸ばす
・叱って伸ばす

相手の性格を見極めて、どちらで伸ばすか決めたりするようなのですが。

 

今の時代は、絶対に褒めて伸ばすべき。

叱って伸ばすは時代遅れもいいところ。

あまり叱ってたら伸びる前に辞めてしまいます。

パワハラってやつ。

 

今は辞めた後の選択肢も充実してますしね。

スマホ1台で誰もが起業出来ますから。

そんな時代にですよ。

せっかく入社してくれた部下や後輩を、みすみす手放すのも勿体無い話じゃないですか。

どうせなら伸びてもらって、お互い気持ちよく仕事したいですよね。

というわけで、褒めましょう。

 

自称『褒めのプロ』。

人を褒めることが仕事とも言える接客業。

キャリア20年以上の経験をもとに、人の褒め方を簡単に説明させていただきますので。

「どうも上手く褒められない!」という方は、ご一読下さいませ。

 

褒めるポイントを探そう!

褒めるには相手を見ること。

見る。
すごく見る。

 

とは言っても、外見の話ではありませんよ。

見るのはもちろん、仕事ぶり。

とにかく1秒でも多く見てあげて下さい。
すると絶対に『褒めるべきポイント』が見つかりますから(以下、褒めポイント)

 

「うーん、普段から見てるけどなぁ。てか、俺にだって仕事があるし。だからそこまで見てられないよ」

 

って、思いました??

 

そう思ったということは、出来ていない証拠。

見ているようで見ていないのです。

 

部下や後輩の仕事ぶりを見るときに大事なのは、

『どこを褒めようか探しながら観察する』

ってことです。

 

いいとこ探し。

 

これをやってると、どんな場面でも褒めポイントが見つかります。

大きな仕事はもちろん、本人は無意識であろう何気ない所作まで。

むしろ小さなことに気付いてあげて、そこを褒めた方が相手は喜びます。

「そんなところまで見てくれてるんだ!」って。

 

経験ないですか?

かなり嬉しいもんですよ。
感激しますし、信頼度も爆増します。

ソースは自身の体験からです。

 

私は従業員、お客さん、友人、先輩、後輩、知人、家族に至るまで。

全員をその目で見てます。

でももちろん、目についたとしても全部は言わないですよ。

必要以上に褒めまくってたら説得力が無くなって、ただの『気持ち悪いやつ』に成り下がりますからね。

 

褒めるポイントを記憶しよう!

褒めポイントを見つけても、その瞬間にすぐ褒めるわけではないです。

暇なときならいいですけど。

お互い作業してるところ、わざわざ手を止めてまで褒めません。

貴重な時間ですからね。

ではどうするか?

 

後から褒めるのです。

 

しっかりと記憶しておいて、空き時間に褒める。

お互いの手が空いた、移動中、トイレ、喫煙所、エレベーター、出勤退勤の挨拶時。

飲みに行く関係にあるなら酒の場でも。

後から褒めるタイミングなんて、いくらでもあるのです。

さらに後からの方が「そんなことを何時間も覚えててくれてるんだ!」と、褒められた側の気持ち良さが増します。

これまたソースは自身の体験からです。

 

私の感覚ですと。

ミスのことはいつまでも覚えてるくせに、褒めポイントはすぐ忘れる人が多すぎます。

 

あと逆も多いです。

上司や先輩にはそれをするのに、部下や後輩にやらない人。

大事なのは逆なんですねぇ。

そんなわけで、褒めポイントはしっかりと記憶しておきましょう。

 

コスパを意識した褒め方

せっかく褒めポイントを記憶したのでしたら、それを最大限に活かさない手はございません。

 

いやらしい話になりますが。

どうせ褒めるなら、よりたくさん相手を気持ちよくさせなければ損です。

『1褒めポイント→2褒め以上』

これを心がけましょう。

 

どういうことか。

簡単な例をどうぞ。

 

褒めポイントとなった【行動】を褒める

・あの行動は見事だったね!

 

その行動を思い浮かべた【発想力】を褒める

・よくそんなこと思いついたね!

 

その行動を選択した【決断力】を褒める

・よくやろうと思ったね!

 

その行動が及ぼした【影響】を褒める

・あのおかげで後が楽になったよ!

 

その行動を見た【自分の気持ち】を伝えることで褒める

・オレも勉強になったよ!

 

などなど。

 

1つの褒めポイントを使って、前後左右どこからでも褒めて行くのです。

要はコスパです。

たった1つの褒めポイントを使って、どれだけ多く褒められるか。

そして部下や後輩の気持ちを、どれだけ動かすか。

そこまで意識しないともったいないです。

どうせならコスパ最高でいきましょう。

 

褒め 9ー1 叱り

ここまで読んでもらって、

「なんだよ。ただの部下のご機嫌取りかよ」

って思われた方もいるでしょう。

そこに拍車をかけてしまうかもしれませんが。

 

私の褒めと叱りの対比は、9:1で褒めです。

 

これは昔からそう心がけていたのですが。

そういうセミナーに参加した際、登壇された偉い先生も同じことを言ってましたので。

自信を持ってこのスタンスで行ってます。

 

私が飲食店で雇われ店長をやっていた頃。

一緒に働く人といえば、主婦さんと女子大生。
さらには高齢の板前さんでした。

もちろん育成も全て私に一任。

ということは、、、

 

年齢の近い女性を叱らなければならない。

大学生の女の子を叱らなければならない。

その道何十年の職人を叱らなければならない。

 

デリケート過ぎる。

ハイパー難易度。

 

でもやりましたよ。

もちろん相手の性格を見極めて叱り方を変えるのですが。

褒め9と叱り1の割合だけは絶対に変えません。

なので当然、叱りの『1』に込める説得力が大事になります。

 

急に無機質な例え方をしますけど。

褒めと叱り、合わせて1000文字だとしたら。

褒めが900文字。
叱りは100文字。

なので凝縮させましまよ。
時間も文字数も。
とにかく要約して要約して。

急所を狙って、突き刺すイメージ。

とにかく『1』は全力で叱るのです。

せっかく褒めまくっても、調子に乗られたら元も子もないですからね。

手綱はしっかり握ること。

 

でも、辞められないように。

 

その職場は私以外、板前さんを含めて全員がアルバイト契約でしたので。

少しでも間違えれば退職まっしぐら。

しかも時給のわりに忙しかったですから、なおさら。

だから辞められない範囲内で全力で叱る。

最も難しい仕事でした。

 

でもそのおかげで、こうしてこんな文章が書けているわけでございますのでね。

今となっては感謝です。

 

ちなみに私の店長時代は、卒業以外で辞めたバイトさんはいませんでした。

結構叱りましたけど(自慢)

 

終わりに

というわけで、いかがでしたか?

褒め方をマスターしてしまえば、叱ることも出来るのです。

 

最近は『パワハラ』という言葉に怯えて叱ることが出来ないと聞きますが。

それは単純に、コミュニケーション不足なだけです。

叱っても受け止めてくれる関係を築けていない事の証拠。

そしてそんな関係を築くのは、言うまでもなく上司や部下の役割ですから。

面倒くさがらずにやりましょう。

 

それには褒めること。

最も簡単で効果的なコミュニケーション。

これを使わない手はありません。

 

褒められたら誰でも嬉しいでしょ?

「もっとがんばろー!」ってなるでしょ?

 

それこそが原点。

単純な話なのです。

 

 

 

【褒めるには相手を見ること】

・褒めるポイントを探す
・褒めるポイントを記憶する
・コスパを意識した褒め方
・褒めと叱りの割合は9:1で

これらを押さえて、さっそく明日から実行してみて下さいね。

 

 

 

接客業の方はこちらも参考にどうぞ。

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