プロレス

伝説の女子レスラー!プロレスを知らない人でも分かる長与千種講座

どうも。
プロレス大好きブロガー、こぼりたつやです。

 

友人から1通のLINEが届きました。

 

「長与千種について知りたいので、ブログに書いて欲しい。今回の件ですっかりファンなの」

 

長与千種、燦然と立ち向かう

この送り主は、プロレスに全く興味のない女性。

プロレスファンとしてこんなに嬉しいことはありませんよね。

 

今回の件というのはもちろん、札幌市内で起きた例の事件。

旦那が馬乗りになるくらいの夫婦喧嘩の仲裁に入ったことにより、髪を掴まれたり指を負傷するほどの暴行を受けるも。

『自分はプロレスラーだから』と、一切の手出しをせず耐えていたというものですね。

私のようなプロレスファンも、思わず誇りに感じてしまうような出来事。

 

というわけで、そんな長与千種さんについて。
簡単ではございますが喋っていこうと思います。

 

元クラッシュギャルズ

アラフォー以上の人には「クラッシュギャルズだった人だよ」の一言で通じるはずですね。

ライオネス飛鳥との超人気コンビ。

 

(画像はAmazonとリンクしてます)

 

向かって右、赤い方が長与千種です。

アイドルレスラーとして『炎の聖書』を始めとするレコードをリリースしたり、人気ドラマ『毎度お騒がせします』にレギュラー出演したりと。

それはそれは、プロレスという枠を超えた活躍で女性を中心に物凄い人気だったそうです。

 

『人気だったそうです』というのは、私が当時夢中になる年齢に達していなかったため。LINEの送り主も同様。

クラッシュギャルズとしての活動は1984年〜1989年ですからね。

小学生のクソガキだった私は名前くらいしか知らなかったわけです。

 

そして今回「長与千種について書くんだよ」と妻に言ったところ。

「私に書かせろ」とでも言わんばかりの感情を爆発させておりました。

・クラッシュギャルズの大ファンだった
・特に長与千種は本当にカッコ良かった
・毎度お騒がせしますを楽しく見ていた
・敵対するダンプ松本が本当に憎かった
・卒業アルバムに長与千種みたいになりたいと書いた

などなど。

やっぱり男子よりも女子に響いてたみたいですね。

 

プロレスにそこまで詳しくないクソガキとしては、ダンプ松本の方が印象に残ってますからね。

色んな番組で見かけたし。

たこ焼きラーメンのCMとかね。
マジだぜ。

(出典 YouTube)

そんなダンプ松本率いる『極悪同盟』と、熾烈な戦いを繰り広げていたのが『クラッシュギャルズ』というわけですな。

 

ストイックな天才レスラー

『クラッシュギャルズ=アイドルレスラー』

と思われがちですが、実はそれだけで無くて。

純粋なプロレスラーとしても抜群の資質を持っている選手だったんですねぇ。

 

幼い頃から習っていた空手をベースとして、自分独自のスタイルを追求。

それまでの女子プロレスには無かった『男子プロレスのエッセンス』を始めて取り入れた女子レスラーとも言われております。

これがね。

私もなかなか濃度強目のプロレスファンですから。
過去の名勝負的な番組で長与千種の試合は散々見ましたけど。

天性の華とでも言いますか。
とにかく人を惹きつけるのです。

 

動き、スピード、技のキレ、表情、細かな仕草、雰囲気、ルックス。

 

全てを兼ね備えた女子レスラーで、そこへ来てのプロレスに対する飽くなき探究心ですから。

 

ストイックな天才です。

 

こちらの本でも当時の長与千種の凄さについて色々と証言されております。

 

1993年の女子プロレス (双葉文庫)

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柳澤 健
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もちろん、ご本人のインタビューも。

これはプロレスファンの方に推奨です。未読でしたら是非。

 

そんな長与千種でしたが、色々ありまして。
1989年に引退してしまうのであります。

空前の大ブームを巻き起こしたクラッシュギャルズはそれと共に解散。

女子プロレス界はクラッシュギャルズという軸を失ったまま、混沌の90年代へと突入していくわけですな。

これはまた別の話。

 

育成能力もスゴい

そんな長与千種ですが。

1993年、プロレスに復帰します。

まあまあ。
これはよくある話なんですよ。
プロレスの引退→復帰はね。

ここは目をつぶっていただけると助かります。

 

でね、この時はもうすでに私。
どっぷりとプロレスに浸っておりましたので。
この『長与千種復帰』の報道を週刊プロレスで目にするわけですよ。

今でも覚えてますねー。
1ページ丸々使った1枚の写真。

これがめちゃくちゃカッコいいんですよ。
一瞬でファンになってしまいましてね。

それ以来、長与千種についての報道は毎週楽しみに読んでました。テレビでは見られないので。

 

で、そんな長与千種。
自分の会社を作ります。

その会社をプロレスでは『団体』という言い方をします。

長与千種が旗揚げした団体はまだまだ所属選手も少ないため、プロレス未経験の女の子を一から育成して戦力にしていくわけです。

その中の一人が『里村明衣子』と言いまして。
現在の女子プロレス界を代表する超トップレスラーとなっているんですね。
世界的な女子レスラーと化してます。

これまたカッコいい。
男も女も惚れるやつ。

 

そんで何度も目にした方もいらっしゃるかと思われますが。

新千歳空港でのインタビュー。

 

 

長与と一緒にいるこの選手も、日本女子プロレス界の未来を担うかなりの超有望株でございます。

『彩羽匠』(いろはたくみ)って言います。
名前くらいは覚えておいて下さい。

 

ちなみに先述した里村明衣子もこの彩羽匠も、イメージカラーは赤。

長与千種も赤。

千種イズムは脈々と受け継がれているのです。

 

プロレスラー・長与千種

一部報道でご存知かもしれませんが。
長与千種、11月30日に試合があります。
なので指を負傷した状態で挑むわけですね。

 

 

しかも

『電流爆破デスマッチ』

という、かの有名な大仁田厚が開発した特殊な形式の試合でございまして。

リングのロープの代わりに、トゲトゲの有刺鉄線を設置。あろうことかそこに電流を流して触れたら爆発するという。

 

 

プロレスファン以外からすると「ちょっと何を言ってるか分からない」みたいな試合形式なのですが。

 

これを長与千種がやるのです。

 

「え?なんで?まだそんな試合をやらないといけないの?」

「もう団体の社長で現役はやらなくていいんじゃないの?」

 

ごもっともです。

長与千種も53歳。
普通のスポーツなら一線を退いてもいいところですが。

プロレスって、なかなかそうもいかないんですよ。
引退→復帰が繰り返されるのもそれ。
その後のセカンドライフというのがなかなか難しい。
長与千種レベルでも、です。

 

でもね。

『プロレスラー・長与千種』と言われれば、まだまだ超金看板。

多くの人に伝わるし、需要もあるわけですよ。

「え!?あのクラッシュギャルズの長与千種が試合するの!?」って。

当時を知る人にとっては、何十年経っても特別な存在。

それだけの超レジェンドレスラーなのです。

 

そんな長与千種さんが、今回の件で多くの人に届きました。
当時を知らない人やプロレスに興味を持たない人の心までも震わせたわけです。

 

プロレスラーとして最も大切な心構えを示してくれた今回の一件。

この勇気ある行動が、長与千種と女子プロレス界の未来を明るいものとするキッカケになればいいなぁとも思っております。

 

いやー、本当にカッコいい。

やっぱりスーパースター。

 

プロレスラーって、凄いんです。

 

こちらが長与千種さんが代表を務める団体。
「Marvelous」の公式サイトです。

http://www.marvelcompany.co.jp/marvelous/

かっこいいですよ。