コミュニケーション・接客

若い人はビールを飲まない!売りたいなら、いち早くこれを認めろ!

どうも。
WBSの女子アナ陣大好きブロガー、こぼりたつやです。

大江さんはもちろん。
相内さんもトレたまコンビも好きです。

 

ワールドビジネスサテライトにて「ビール復権!今年こそ!」特集

売れなくなる一方のビールを、どうやって売っていこうか。各メーカーがあの手この手で「今年こそ!」と意気込んでいるというニュース。

 

あるメーカーは【新ブランドの確立】
とあるメーカーは【既存の商品の強化】
また、あるメーカーは【泡にこだわり】
【買収した海外ビールで勝負!】なんてメーカーもありました。

 

90年代初頭の「ビールバブルよ、もう一度!」という意気込みで、各社が力を入れているというニュースだったのですが。

 

 

うーん。

 

 

なんという「ソウジャナイ」感。

 

 

ビールを飲む人の奪い合いをしてたって何の意味もなくね?

もうね、私なんかが意見するような事では無いのかもしれませんけど。

なんだかなー。

だって上の4案って。
どれも「ビール好きに向けたもの」でしか無いというか。結局は「ビールを買って飲んでる人の奪い合い」ですもん。

 

ビールを売りたきゃ考えるべき根本が違う。

「どんなビールなら飲んでもらえるか?」

ではなく。

「どうやったら数あるお酒の中からビール類を選んでもらえるか」

だと思うんです。

 

 VS他社メーカーなんて小さな話ではなく、 VSビール以外の全酒!

私はビールが好きです。

そんな私でも、家での晩酌ではビール類は飲みません。もう選択肢すら浮かばない。飲まなくて当たり前だし、買わなくて当たり前。

でも、外食時は飲みます。
やっぱり「まずはビール」という意識は残ってますので。居酒屋でも焼肉屋でも蕎麦屋でもラーメン屋でも、まずはビールを飲みます。

 

しかーし。

 

今の若い人。
この「まずはビール」という意識は本当に薄れてます。現場感覚ではどんどんゼロに近付いてる。

恐らく他の飲食店の方も同じ印象だと。

なので、いくら泡がどうとか新しい味とか。
そういうのを開発したところで、そもそも「ビールなんて眼中に無い人」にとっては何の意味も無いと思うのです。

 

私ですら、この特集を見ても「たまには家で缶ビール飲もうかな」なんて気持ちには1ミリもならなかったです。完全に他人事。

私でもそうなのに、ビール耐性の無い若い人たちが買うわけがないのです。

まずはそこでしょ。

「どうやったら当社の商品を買ってもらえるか?」ではなく「どうしたらビールというジャンルに目を向けてくれるのか」

そこを考えない限りは限られたピースの奪い合いだけで先細り間違いなし。

 

そもそも若い人はビールを飲む理由が一つもないことを認めろ

てか、そもそもね。

ビールメーカーの偉い人たちが自社商品を飲んでは「美味しいです」なんて自信満々に言ってましたけど。

 

ビールなんて、美味いもんじゃねーからな!と。

 

いや、美味しいんですよ。
美味しいんですけど、美味しくない。
絶対に苦いもん。

 

あれは結局、喉越し。

それと慣れ。

 

初めてビールを口にして「美味い!」って言った人が何人いたのか。

最初はみんな仕方なくビールを飲んでたはず。だって苦いもん。巨峰サワーの方が甘くて美味しい。

 

飲み会の最初。乾杯といえばビールだし、先輩も上司も飲んでるからガマンして飲むしかない。

と、これを繰り返して。
ようやく「あ、ビールって美味いかも」って気付くわけなんですな。気付くというか、慣れる。

 

繰り返し言います。

 

若い人たちは、もうビールなんて飲みません。乾杯だろうが何だろうが関係無しです。一杯目からサワーを飲むし、それが当たり前。上司に合わせるという考えもありません。

だから「ビールを飲む」という選択肢が頭に無いんですよ。最初から。

そしてそんなことは、我々末端飲食店の従業員やバイトさんですら誰でも分かってます。

だから泡を良くしたとか、新しいブランドとか海外のビールとか。そんな事を嬉々として語るメーカーのお偉いさんに違和感しかない。お気楽だなーって。

とんちんかんにもほどがある。
何やってんだ?としか思えません。

 

業界全体でビールというジャンル自体の底上げを!

ビールを売りたきゃ、まずはビールを飲ませろ。選ばせろ。チューハイに勝て。
どんなビールでもいい。
とにかく酒の場での選択肢に「ビール」の項目を植え付けることが大事。

それをやらなきゃ、どんな商品を出したところで売れやしねえって。

だってビールというジャンル自体が眼中にないんだもん。

 

なのでまずはその選択肢作りに、時間と労力を割くべきだと思います。

 

 

今ではすっかり人気となったハイボール。

これだって、ここ10年とかですよ?
それまでは”ただのオッサンの飲み物”でしかなかったわけです。

最初に仕掛けたのはサントリーの角ハイボールだけど、今となってはメニューを見ずに「ハイボール」って言う人がほとんどなんだから。ブラックニッカだろうがトリスだろうが。

ハイボール自体が定着して市民権を得たってこと。

だからビールもがんばれ。
「たまにはビールでも買おうかな」って思わせて下さいよ。

 

 

今夜のワールドビジネスサテライト。

一つだけ、興味をそそられた商品がありました。

 

サントリーのプレミアムモルツ。
今年から泡にこだわって、「神泡」という謳い文句で売っていくみたいです。

まあ、その泡とかは全くどうでもいいんだけど。

ただ、3月から。
「家でも神泡が可能なサーバー」を、缶ビールに付けて無料配布するんですって。

 

これは欲しい。
20万個らしいので、手に入ればいいな。
これが付いてるのを見つけたら買ってみよ。

 

そういうことです。

 

まずは業界が一丸となって。どんな目的でもいいから、ビールを飲んでもらって。買ってもらって。ビールを飲むこと、選ぶことに慣れてもらう。

メーカーごとの商品開発はそれからじゃないですかね。

買ってもらえるなら生写真を付けるとか、握手券を付けるとかでも全然いいと思うんです。これはボケでもなんでもなく、マジでなりふり構ってられないはず。

 

例えば、昔のサントリーのペンギン。 

 

このキャラクターを復刻させて、グッズなんか付けたら売れそうなもんですけどね。

私は買いますよ。

 

さてさて、どうなることやら。

 

とりあえず、私は今夜もハイボール。

 

それではでは、こぼりたつやでした。