プロレス

垣原賢人が帰って来た!2017.8.14 後楽園 カッキーライド観戦記!

どうも。プロレス大好きブロガー、こぼりたつやです。

垣原賢人復帰戦の舞台は後楽園ホール

いつもなら売店でレモンサワーとファイターチキンを購入してから席へと向かうのですが。

この日はどうも、お酒を飲む気にはなれず。
ペットボトルの水だけを購入。

もう何度足を運んでいるか分からないホールにも関わらず、不思議な緊張感。

・垣原賢人復帰戦
・初めてのUWF

この大きすぎる2つのテーマは、たった25年程度のプロレスファンを緊張させるには十分過ぎるものでした。

場内を見渡せば。
他団体の会場よりも高めの年齢層。
明らかに男性の方が多い男女比。
バルコニーの横断幕の少なさ。

当たり前のようで、当たり前でない。
「ああ、そういえばプロレス会場ってこんなだったなー」と。
どこか懐かしい雰囲気。

 

鳴り響くUWFのテーマ!

 

18時30分。
クライマックスはいきなり訪れました。

「全選手入場!」の声と共に鳴り響く、あのUWFのテーマ。

 

 

 

夢が叶った!

 

憧れ続けたUWF。
時には恨んだUWF。
もう諦めていたUWF。

「あと2年早くプロレスファンになっていれば、こんな思いをすることも無かったのに!」

「UWFを知らない世代」というコンプレックスを抱えながら歩んだファン人生。

嫌いと言える方がどれだけ楽か。
かと言って「そんな昔の事はどうでもいい」と割り切れるほど遠くもない。

先輩ファンからウンザリするほど聞かされた、目の上のたんこぶとも言える存在。

でもやっぱり羨ましい。

それが私にとってのUWF。

そんな私の目の前を、藤原が、船木が、中野が、鈴木みのるが歩いているのです。
あのテーマ曲に乗って。

 

嬉しくないわけがありません。
嫉妬以上に憧れていたのです。
UWFとUを知ってる人たちに。

鳥肌も立ち尽くしたのか。
全選手が勢揃いした段階で、早くも私、泣いてます。

 

 

普段なら恥ずかしいと思うはずが、この日ばかりは堂々と泣いてました。

「恐らく周りの人は分かってくれるはず」

 

極める藤原組長、立ち上がる垣原

第1試合。

UWF道場スパーリングマッチと題されたカッキー復帰戦。

素人目から見ても凄すぎる組長のテクニック。
「こんなにも凄いのか!!」と、今さらながら驚かされました。

 

一方、極められても極められても立ち上がるカッキー。

この日は私、眼鏡ではなくコンタクトレンズにして来たんですけど。

理由はもちろん、涙が拭きやすいから。

思惑どおり涙は拭きやすかったのですが。
涙の量が想定外。
ハンカチ2枚持って来るべきだった。

8本目が終わったところで、組長は「もういいだろ」的な所作を見せたのですが。

カッキーはフラフラになりながらも自ら人差し指を立てて、もう一丁。

9本目終了。

なかなか立ち上がる事が出来ないカッキー。
「さすがに終わりだろ」という表情を浮かべる組長。

そこで大観衆の垣原コールがリングを包みます。

私は「いやいや、それは酷だろ!」と思いましたが。
正直「せめて1本、カッキーに取らせてやりたい!」という気持ちも。
気付けば、私も垣原コールの一役を担ってました。

 

サッカー選手の引退試合。
必ず周りの選手がお膳立てをしてゴールを決めさせます。

プロ野球選手の引退試合。
打者には打ちごろのストレートを投げてやり、投手に対しては空振り三振で引退に花を添える。

そんなシーンを当たり前のように見て来ましたので。
この瞬間もそれが脳裏に浮かんでいましたし、望んでいたのかもしれません。

 

しかし。

組長、秒殺の袈裟固め。
10分25秒 藤原10-0垣原

 

容赦無し。

 

関節技の鬼と呼ばれる所以をタップリと見せ付けた後、マイクを持ってこう叫びます。

 

 

「カッキー!元気じゃねーか!お前は治る!」

 

 

そうでした。

これは垣原賢人復帰戦だったんだ!
復帰してこれからまた頑張ろうとしている選手に対して引退試合を引き合いに出すなんて。

私はとんでもなく失礼な事を考えていたのです。

 

悪性リンパ腫という強大な敵と闘い続けたカッキーに向かって。

「せめて1本取らせてやりたい!」

などと思った私は大バカです。

不屈の闘志で頑張ったから今がある。
自分の力を信じて闘い続けたからリングに立てている。
それなら、1本取るのも自分の力でもぎ取らなければおかしいだろう。

あまりにも稚拙な事を考えてしまった自分を恥じました。

 

マイクで挨拶を終えたカッキーを、リングの下で待っていたのは。

娘の綾乃さんでした。

何も言わずに抱き合い、お互いの感情が堰を切ったように溢れ出します。

 

 

病気の発覚、不安だらけの毎日、大変な闘病生活。

その全てを乗り越えて、今この場で抱き合っている2人。

聞こえて来る言葉にならない程の嗚咽は、今まで何も考えず のほほんと暮らして来た私にとって。

「命」や「生」といった事を考えさせるには十分すぎる程の重みがありました。

 

 

凄いものを見た。

 

 

今までのプロレスファン人生。
「俺、あの場にいたんだぜ!」と自慢出来るような試合も数多く見て来たつもりですが。

ちょっと、、、次元が違います。
従来の物差しではとても測れないスパーリングマッチ。

この場にいられた事、本当に感謝しました。

 

カッキーに心からありがとうを言いたい!!

 

 

で、ここまでが第1試合。

 

もうお腹いっぱいなんですけど!!笑
ブログ的にも長い!

でも、まだまだ書きますよ。

だってここからは、もう一つのテーマ。

 

U W F

Uです!!

ついにUを体感出来るのです!

こんな日が来るとは。。。

我がプロレス人生に一片の悔い無し!
(まだ始まってない)

 

 

第2試合開始前にUWFルールの説明が行われました。

おおおおおー!
Uルールだ!!

ルールや縛りが嫌で自営業を選んだ私ですが。
このUルールだけは大歓迎!!
縛って!どんどん縛って!

頭突き禁止!
レガース着用無しでのキック禁止!
ダウン、ロープエスケープは減点1!
その他にも色々あった!

ついに目の前でUルールの試合が見られる。
これは歴史的な事ですよおおぉぉぉぉ!

 

 

試合詳細は各メディアでご確認いただいてると思いますので。
この場では割愛します(なんなんだよ)。

 

でもせっかくですから、前半戦と後半戦。
それぞれ最も印象に残ったレスラーを。
(藤原 VS 垣原は除く)

まずは、休憩前の前半戦。

 

特に印象に残ったのは、中野!

表情!雰囲気!殺気!

中野巽耀というレスラーの凄みを感じました!
ジャーマン凄かったー。
シャチホコ固め、ヤバかったっす。

試合後、リングシューズに施された刺繍を一文字ずつゆっくりと指さします。

 

U

 

 

W

 

 

F

 

 

 

ちょっと!カッコ良すぎ!!
オレも刺繍入れたい!
店で着用してるエプロンにUWFって入れたい!!

 

えー、すみません。

この日まで”10.9で橋本と戦った人”というくらいの認識でしたが。

謝ります!
ごめんなさい!
めちゃくちゃカッコいい!!

これからも見たいレスラー。
どんどん見たい。

 

第3試合終了後、垣原綾乃さんの感動的なお手紙。
さらには所属アイドルグループ「バクステ外神田一丁目」のパフォーマンス。

第1試合のカッキーを見てすっかり心が洗われていた私は、

「みんな若いのに頑張ってるんだなぁ!キラキラしててカッコいいぞ!俺も頑張ろう!」

と、今までとはまるで違った目でパフォーマンスを見守っていました。
決してトイレになんか立てません。

 

休憩終わり。
後半戦突入。

 

と、思いきや。

カッキー応援隊・隊長の山崎一夫さん登場!

おおー!山ちゃんだ!

つい2日前に著書「やまちゃんが いっちゃった!」を拝読させて頂いたばかり。

「解説以外は口下手」とご自身で話されてましたが。
決してそんな事は無く、いつも通りの美声で流暢にお話しされていました。

すると。

「私なんかより、もっと弁の立つ方に登場してもらいましょう」と、いうようなニュアンスの発言。

 

おい。

 

 

これは?

 

 

まさか?

 

 

来ちゃうの!?

 

 

ざわつく場内。

 

テーマ曲イントロどん!

 

 

場 内 大 爆 発 ! ! !

 

 

キャプチュード!!!!!

 

「ま・え・だ! ま・え・だ!!」

 

ありったけの声を出しました。

 

初めて生で見る前田日明。
姿を現された瞬間、全身に鳥肌。
いや、鳥肌どころか気絶しそうになりました。

まさに覇王色の覇気。

ビリビリした空気を感じながら意識を保っているのが精一杯。

 

 

「これが前田日明か!!!」

 

 

カッキーライドのチケットを購入してから3ヶ月。
とにかくUWFを勉強しました。
読んだ関連本は10冊以上。
真偽はさておき、ネットの情報も掻き集め。
動画も見られるだけ見ました。

そこで出た、私の結論。

 

「オレは前田日明が好きだ」

 

誰派ということはありません。
誰が嫌いということもありません。
誰の言ってることが正しいとか嘘だとか。
今となってはそんなの分からないし、どっちでもいいです。

ただシンプルに前田日明を好きになった。
知れば知るほど前田日明というレスラーに惹かれていったのです。

そんな前田日明が、リング上から送ってくれた言葉。

 

 

「奮起」

 

 

カッキーも奮起したからリングに立てた。
人間は奮起すれば何でもできる。
奮起しろ!!

この大会は、一体どれだけ見てる者の心を奮い立たせてくれるのでしょうか。
こんなにも身になるプロレス興行は初めてです。

 

というわけで、ここから後半戦。

 

試合詳細は例によって割愛して、後半戦で最も印象に残った選手。

 

うーん、迷うなぁ。

 

新日本両国大会翌日に、Uルールで大暴れしていた鈴木みのるも捨てがたいですが。

 

ここはやっぱり。

 

 

冨宅祐輔!!

 

《Uスタイル丸藤》という極上の相手と闘った冨宅。
結果的には丸藤の膝(虎王)の前に沈みましたが、終始ペースを握って圧倒していたように見えました。

カッコ良かったです。

 

「生きろ」

全試合終了後、スーツ姿で登場したカッキー。

自身のことよりも今日行われた試合、UWF、高山善廣についてマイクで話されていました。

特に闘病中の高山選手については、話すというよりも叫ぶ。
大変な病気と闘い続けているカッキーだからこその魂の叫び。

カッキーがこれほどまでに熱く叫んでる。

その意味を考えると、とても重く辛いものでした。

が、逆を言えば。

カッキーの言葉には十分過ぎるほどの説得力が込められているのです。

誰のどんな言葉よりも。

カッキーが「大丈夫だ!高山!」と言うんだったら大丈夫。

そんな気にさせてくれるのです。

 

最後の挨拶を終え、リングを降りるカッキー。
幸運にも昇降用階段 目の前最前列だった私は、カッキーと握手をする機会に恵まれました。

「今日は感動しました!ありがとうございます!」

素晴らしいものを見せて下さってありがとう。
UWFを見せてくれてありがとう。
復帰してくれてありがとう。

もっと気の利いたことでも言えればよかったのでしょうけど。
「ありがとう」しか出ませんでした。

 

すると垣原選手。

「いえ!こちらこそ!ありがとうございます!ありがとうございます!」

 

ハッキリとした力強い声。

声だけでなく握り返してくれたその手からも、とても熱いエネルギーが感じられました。

その後も多くのファンの方に囲まれたカッキー。
一人一人、丁寧に、力強く、熱い握手をされていました。

 

 

この日の大会ポスター。
書かれていたキャッチコピーは「生きろ」

 

これ以上ない真っ直ぐなキャッチコピー。
深く深く私の心に突き刺さりました。

もしカッキーライド2があるのなら。
UWFファンとして、必ず駆けつけます。
次こそはきっちり1本取ってくれるであろう垣原選手に勝利の拍手を送りたい。

そしてその時はもちろん。

そこに帝王の姿があることを信じて。

 

 

追記 垣原選手及び綾乃さんの言葉はあえて書きませんでした。一字一句たりとも間違えたくないので。

各メディアをご参照いただけると幸いです。

 

それではでは、こぼりたつやでした。

 

この約4か月半後に新日本1.4東京ドーム出場!

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