プロレス

「1984年のUWF」を、Uを知らないプロレスファンが読んでみた

どうも。プロレス大好きブロガー、こぼりたつやです。

 

UWFを知らない世代

残念ながら私は【UWFを目の当たりにしていないプロレスファン】なのです。

これまでずーっと「UWFって、結局のところ一体何だったのろう?」というモヤモヤと、「どうせ俺はUWFを見ていない」というコンプレックスを抱えて生きてきました。

 

【新日本プロレス〜UWF誕生〜新日本に帰還〜新生UWF誕生〜崩壊〜分裂】

なんとなくこれらの歴史を理解して、過去の映像も色々と見てはいたのですが。

 

正直、ぼんやり。

 

 

ピンと来なかったんですよね。

 

「なぜUWFは誕生したのか?」

「なぜ佐山聡(タイガーマスク)は人気絶頂時の新日本を辞めてまでUWFに参加したのか」

「なぜ再び新日本に戻ったのか?」

「なぜ佐山はいなくなったのか?」

「なぜ新生UWFは誕生したのか?」

「なぜその新生UWFも短期間で崩壊したのか?」

「なぜ分裂したのか?」

「なぜ短期間で終わった団体が、こんなにも伝説として扱われているのか」

 

なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?

 

歴史的な流れや事実は把握してます。
でも動機や経緯が全くわからない。

 

UWFへの疑問と幻想

興味の無い事なら「なぜそうなったか」なんて事は気にもしないのでしょうけど、UWFに関してはとにかく知りたかったのです。

 

「UWFを見ていない」というコンプレックスが、知識武装という欲を掻き立てた形。

 

とは言いながらも。

私は逃げていたのです。

 

UWFに関する書籍なんか山ほどあって。学ぼうと思うなら、それはもういくらでも学ぶことが出来たはず。にも関わらず。

私自身が見えない部分をあえて見ようともしないで、ただひたすらに逃げていたのです。

なんとなく「ゴタゴタが続いた団体」というイメージは持っていたので、あえてそれを知りたくはなかったんですよね。

 

「UWFって、凄かったんだろうなー!」
「あのメンバーが一緒にやってたなんて、考えただけでゾクゾクするなー!」
「新日本との対抗戦は凄かったんだろうなー!」

 

という幻想に浸っていたかった。

ある種の憧れ。
事実を知ってこれを壊したくない。
憧れは憧れ、伝説は伝説のままであって欲しい。

結局私もUWFに魅了されていたのです。

見てもいないのに。

いや、見ていないからこそかな。

 

1984年のUWF

基本的に私は「プロレスを綺麗に楽しみたい」タイプのファンですので。
プロレスの内情を書き綴っている書籍には手を出さないで来たのです。

これまで一度も。

25年見てるわりにはピュアなのです。

 

でも、読んで良かった。

【新日本プロレス〜UWF誕生〜新日本に帰還〜新生UWF誕生〜崩壊〜分裂】

この流れを改めてきちんと学ぶことが出来ましたし、UWFに対して抱えていた「なぜ?」は見事に払拭されました。

 

「UWFって、結局のところなんだろう?」という疑問に対する自分なりの答えも、なんとなく出せたつもりです。

 

 

でも知れば知るほど、他の人の話も聞きたくなります。

この本のレビューでよく目にする「佐山に寄り過ぎ」「前田が悪役になっている」というのは、初見の私でも感じました。

 

だからこそ、前田日明の言葉を聞いてみたい。
藤原組長の声を聞いてみたい。

そして他にも高田、山崎、中野、宮戸、安生、船木、鈴木、フロント、ファン、、、

 

もうね。

 

キリがない!

 

これは伝説になるはずだわー。と、納得。
(色んな面でね)

 

プロレスとUWFと格闘技と

あとこれを読んでハッキリした事がもう一つ。

私がもし、UWF直撃世代だったとしたら。
プロレスファン辞めてたかもですね。
こんなブログ書いてないかも。

終盤の「UWF神話の崩壊→バーリトゥードの出現」の流れは、読んでいて胸が押し潰されそうでした。

その時代を知っているにも関わらず。

 

UWFを中心に捉えて考えるだけで、湧き上がる感情が今までと全然違う。

 

 

読了後、改めて思いました。

 

「俺はやっぱり格闘技よりもプロレスが好きだ」

 

レガースも好き。ロープワープも好き。
4の字固めも好き。ラ・ケブラーダも好き。

 

 

そしてプロレスファンとして、改めてUを知るファンに嫉妬しました。

 

プロレスと格闘技が綺麗に分けられている現在では決して起こり得ない社会現象と、その渦中で一喜一憂していたプロレスファン全員に対して。

見方によっては苦しいのかもしれないけど、それでもそんな時代を生きることが出来て羨ましいです。

 

もし私と同じように「UWFって、結局のところなんなの?」と思っている人は。

 

1984年のUWF

1984年のUWF

柳澤 健
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是非とも読んでみて下さい。

一連の流れを知ることが出来てオススメですよ。

 

まだまだ学ぶことが山ほどありそうなUWF 。

引き続き他の文献も読んでみようと思います。

 

そして、この本に対する前田日明の『返答』がここに。

証言UWF 最後の真実

証言UWF 最後の真実

前田 日明, 藤原 喜明, 山崎 一夫, 舟木 誠勝, 鈴木 みのる
1,458円(11/13 11:12時点)
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合わせて読むと、より深みへとハマります。

 

それではでは、こぼりたつやでした。

 

こちらも読んでみました。イヤァオ!

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